148. 坂井泉水、涙のライブ〜ZARD・最初で最後の2004年のライブ〜
「また、会いましょう……」
そういって、最後のライブ会場である武道館での最後の曲「Don't you see!」を歌え終えた坂井さんは舞台裏へと去っていった……
あれから16年経ちました。
当の坂井さんは亡くなってしまいました。しかし、ZARDのファンは今、この言葉をこう解釈しているはずです。
「いつか、坂井さんみたいな人を応援し、勇気づけられる歌手が現れるに違いない!」
いわゆる、坂井泉水二世というもの……
あの美貌・あの美しさ、そんなものは二の次です。大事なのは人に感情を伝えられる歌唱力・同情を得る歌詞。ハードルは高いかもしれません。
そんな中、私が今一際注目しているグループがあります。
それは、
「SARD UNDERGROUND」
(SARD UNDERGROUND OFFICIAL - YouTube)
ZARDを意識して、Zを逆さにしたらSになることからSARDとなったらしいです。
基本的にZARDの曲をカバーしているこのグループ。リアルタイムでZARDファンだった方々には、再びZARDの曲が紹介され、さぞ嬉しいことでしょう!
(カバーしすぎで、オリジナル性がなくなることだけは避けて欲しいですね…)
何のための涙だったのか?
まずはこの動画をご覧下さい↓↓↓
- 込み上げている涙
- 最後の「また、逢いましょう」
後者は結果的に感慨深いもの言葉となってしまいましたが、前者の涙は一体何の涙なのでしょうか?
(2004年当時はまだ癌は発症してない時ですから(2000年に病気を患っていますが)ねぇ〜)
高い音が出せない悔しさだったのでしょうか?
初の全国ツアーで制覇は無理だと思っていたが、あと少しというところまで来ると込み上げていた感情が溢れ出てしまったのでしょうか?
(単純に極度のあがり症を発症していたのか?)
私が考えるにこの涙はこれらの感情を全て含んでいるいろいろ混ざった涙だと思います。
そして、やはり全国ツアー制覇まであと少しなので突然溜まっていた感情が溢れ出てしまったのでしょう……
まぁ、真実のところはわかりませんが、新参のZARDファンとして何か感じるところがありました。そして、「何かを伝えたかったのでは?」とさえ思いました。
いずれにせよ「また逢いましょう」の言葉が実現しないまま(二世が現れるかもしれない…)、最初で最後のライブとなってしまった2004年のZARD全国ツアー。
筆者は今、めちゃめちゃ行ってみたいなぁと思いますねぇ〜〜