17. 直近10作品の大河ドラマ 評価 part4 (最終part)
前回の続きからです。
2017年 直虎 主演:柴咲コウ
ん〜まず疑問です。性別すらわかってない人を主人公にしていいのでしょうか?まぁ世間的に女性で当主ということで期待されていましたが…
初回から4回目まで子役が出るという異例のスタートでしたが、主人公の幼少期の子役新井美羽(?)ちゃんが演技が上手いということで好調なスタートを切ってました。しかし個人的にあまり好きではありませんでした。何故なら、やはり花燃ゆのように毎回毎回起こる出来事に無理矢理主人公を絡ませている感が出ているように感じられたからです。(それほどネタが少なかったと思う)
ネタが多い人なので、一年間飽きることなく面白く見ることができました。しかし一つだけ感じたことがあります。西郷隆盛を美化しすぎていると感じました。特に戊辰戦争あたり。
それでも、本当にクライマックスあたりは(西南戦争あたり)は感動しましたし、結果的にはさっきも述べたように面白かったです。
2019年 いだてん 主演:中村勘九郎
今までの大河ドラマとは違い近現代をテーマにした作品。個人的には期待した通りの面白さでした。ネタが少ない割に、監督さんがうまく繋げて飽きるということはありませんでした。(まだ終わってないけど)
また主人公が二人というのも画期的で、金栗四三から田畑政治へとバトンタッチしていく流れが好きでした。
色々新しくこれまでの殻を破ったような作品で面白かったです。
最後に
僕は大河ドラマは戦国時代や幕末維新だけでなく、近現代・平安時代もやるとまた面白さが出ると思いました。
しかし大河ドラマは戦国時代や幕末維新の作品を繰り返すだけです。それは何故でしょうか?
自分なりの答えはあります。
それは、この二つの激動の時代を次世代に少しでも伝えていくことが重要だと考えているからだと思います。いだてんが選ばれたのはオリンピックの関係でしたが、二年後の渋沢栄一をやることになったのは、やはり戦争体験世代が減ってきている中、いかに次世代に伝えていくべきかを考えた結果だと思います。(これまであまり近現代をやらなかったのは、戦争体験世代が生きていたから、彼らから聞く方がいいと判断していたのでは。)
ということで、これからの大河ドラマにさらに注目していきましょう。
以上
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