今日2021年3月12日、この映画が金曜ロードショーにて放送されるらしいので、再掲します!!!
56. 「Fukushima50」(2020年公開)感想 (2020年3月11日投稿)
2020年3月11日。この震災から9年という日にこの映画を見ました。(本当にたまたまです)
そこで改めて知ったこと、新しく知ったこと色々ありましたので記事にして見ました。
映画の内容又は大体の東電事故については知っているものだとして書きます。ご了承を…
まぁ、この9年間僕はマスコミに洗脳されていましたね。福島原発事故の原因は完全に現場にあるとそう思い込んでいました。なので吉田所長が全ての原因だと思っていました。
しかし、この映画多少の脚色はあるにせよ吉田所長を含め周りの現場の人達は本当に最後の最後まで自己犠牲をしてまでもこの原子炉を守り抜こうとしたのがしかと伝わってきました。
確かに10メートル以上の津波は来ない、2009年の段階でその考えは甘いといった意見があったのにもかかわらず、それを確信していたのが唯一の間違いであり、最大の間違いでした。そう、自然の力を甘く見ていたのが間違いでした。しかし、電源系統が落ちるなど最悪な状況下で決死に東日本を守り抜こうとした、そしてそれを結果的には成し遂げた(周辺には放射性物質をばら撒きましたが)。ある意味、一番の戦犯人でありながら、それ以上の一番の守護神だったと思います。
そして、これからについて。僕の意見に賛否両論あるかもしれないですが、僕たち若者にこの事故によって一つ大切な宿題を出してくれました。それは、もう二度とこのような事故を起こしていけないということです。吉田所長は既にお亡くなりになられましたが、今度は彼らが守ったものを僕たちが未来へと伝える番な気がします。これはこの事故に限らず原爆や戦争も含めた話。
私達はこれらを次世代へとバトンタッチしていかなければならないと思います。そうこの映画が教えてくれたような気がします。つまりこれをある意味、記録映画として見るといいと思います。
では……