U8Sefia

大学一年生ブログ初心者です。基本的に自分の趣味について語っています!是非見て下さい!

#3・世界に一つだけの花 (126.)

未だに余命人生の過ごし方に悩む主人公(そりゃそうだよね…)、、、

 

 

それでも月日が経つうちにようやく、自分は余命人生なんだということがわかってきました(受け入れてきた)。

(当初はなんでこんな真面目に生きてきたのに、何故こんな運命なのか?あまりの理不尽さに気性を乱す時もありました…)

 

 

ついに決めた余命の過ごし方

相思相愛でも結婚できない主人公と彼女

そのことについて主治医に相談したところこんなアドバイスを受けました。

 

 

「貴方の怖さや辛さは周りの人やこの僕でさえわからない。でも、今貴方に必要なのは得体の知れないものに立ち向かう為に必要な支えとなる人物である」

 

 

今まで、どうせ死ぬから誰にも迷惑をかけたくないという考え方でやってきた主人公にとって、それはまた新しい考え方でした。

 

 

そして、主人公はついに決めたのでした、余命人生の過ごし方を。

 

彼女と一緒に暮らし、支えてもらう

 

 

そうすれば、それはおそらくこれまでの28年間の中で最も質の濃い有意義な一年間になると信じました。そして、結婚は密かに彼女の望んでいることでもありました。

 

 

しかし、それを実現するには大きな犠牲が必要でした。それは……

 

 

彼女に病気のことを話さなければならない

 

 

最大の試練でした。あれだけこれから幸せを手に入れるんだという彼女の様子を思いっきり潰さなくてはならない。相当なる覚悟とタイミングが必要だ…。

 

現在主人公と彼女はいわゆる恋人同士の関係にありました。(そうなる前にまず言ったけばよかったと主人公は後悔してますが、病気以前に主人公は彼女のことを思っていた。だから、なかなか……)

 

 

この状態から夫婦になるためにはやはり、告知が不可避………

 

どうすれば…

話したらこの関係は無くなってしまうのでは?

せっかく決めた余命人生の生き方なのに……

 

 

なので、主人公は主治医に相談してみました。

そしたら……

「それは乗り越えなければならない壁です。もし、本当に相思相愛なら彼女もその告知を受けたとしても(多大なるショックはあるかもしれませんが)それでも彼女は結婚を望むと思います」

 

主人公は彼女のそれを信じた、だって相思相愛だからだもの…

 

しかし、

主人公はもう一つ引っかかるところがあった。

もし仮に結婚して約一年後主人公がいなくなった時、彼女は自分の死により精神的にやられてしまうのではないか?

 

そう、あまりの相思相愛からこのようなこともありうるのでは?そう思った。

 

しかし、医師は

「これも本当に互いが愛し合っていれば、この一年でこれ以上ない思い出というよりも想いをたくさんすれば多少の死のショックはあるにせよ、必ず後悔せずそれを乗り越えそして前に進んでいくと思いますよ」

 

 

なるほど、お互いに本気で愛し合っていたからこそそうことになるのか…

それは主人公の心に響きました。

 

 

彼女は本気で主人公を愛している、そして主人公は本気で彼女を愛している。だからお互いに愛し合っている。

だから例え、これから結婚しても彼女は必ず僕を支えて助けてくれる。そして、相思相愛だから主人公の死後必ず彼女は立ち直ってくれる。

 

信じるというより確信していました、主人公は。

 

 

そして、彼女に話しました。相当ショックそうでした。何故なら彼女のお袋さんも早く亡くしているから。また彼女にとって大切な人を失う…

現実逃避してました。

「だからピピって言ってるでしょ!」

分かる人には分かるこの虚しい発言…

 

 

現実を受け入れられない彼女は、事実確認の為に主治医のところに訪れました。

しかし、そんなことしても現実は変わらない…

しかし、主治医から

「彼は今、我々の想像を超えた恐怖の中にいます。少しでも支えとなる人が必要なんです。常にそばになってくれる人が必要なんです。だから彼を助けてやって下さい」

この言葉がきっかけで彼女の気持ちは変わりました。

それは、将来のことを考えすぎるよりも今を大事に生きることも大事だと主人公が教えてくれたからでもありました。この先、辛いかもしれない。それでも思いのある彼を少しでも助けられるのであれば、悔いはありませんでした。

 

そうして結婚が決まったのでした。(反対していた彼女の父を説得して)

 

 

最後に

つまり主人公は、これから約一年後に迫る死という得体の知れないものそして誰も知らない境地に向かっていく際、決して主人公だけではなく主人公にとって最大にして最強である彼女を味方にして……

 

 

つまり、死に絶望していた主人公にとって彼女は、「たったひとつの生きる希望でした」

それはいわゆる………

 

 

「世界にひとつだけの花」

 

 

でした。

 

 

あれ?なんか聞こえてきますね、、、

 

「そうさ、僕らは〜〜〜」

 

 

世界にひとつだけの花なんだよ!

 

 

そう、このドラマの主題歌なんと「世界にひとつだけの花」なんです!

そう「あのっ」です。日本で歴代二番に売れたCD枚数(313万枚)かつ日本で最後の200万枚を記録したあの日本版「We are the world」といってもいい伝説の曲です。

 

もうここまできたら世代の人はなんのドラマかわかるでしょう(僕は世代ではありませんが…)

 

 

本当の最後に…

  • ようやく結婚もあり前に進み始めた主人公、以降の余命人生をどのように過ごしたのでしょうか?
  • そして、死後彼女はその死を乗り越えられたのでしょうか?
  • 主治医が言ったことは正しかったのでしょうか?
  • 主人公はこの一年間を今までの二十八年間とは違い、有意義にそして悔いなく生きることができたのでしょうか?

色々が詰まった最終回、ぜひ涙腺に涙を溜めて見て下さい。何かを感じるはずです。そして、何かを想うはずです。それはいわゆる結果論ではなく、そこから見えてくる生き方の本当の意味とは?

 

次回はこれらのことプラス個人的にすごく心に響いた名場面を動画と共に紹介します。

 

 

ではこの名曲とともにお別れしましょう。

それでは↓

- YouTube

[歌詞]

「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」

花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている

それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?

そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

困ったように笑いながら
ずっと迷ってる人がいる
頑張って咲いた花はどれも
きれいだから仕方ないね
やっと店から出てきた
その人が抱えていた
色とりどりの花束と
うれしそうな横顔

名前も知らなかったけれど
あの日僕に笑顔をくれた
誰も気づかないような場所で
咲いてた花のように

そうさ 僕らも
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one

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