人生の有終の美を飾る為に…
これからの一年…。その一年どう過ごせばいいのか?
もちろん有意義に過ごす必要がある。
しかし、その有意義さとは何だろうか?
これからの人生、
生きていくことの本当の意味とは?
残り一年何をすれば……
余命一年の主人公、その一年の使い方に悩んでいました。
28歳にして貯金500万円を使い切るのか?
自分のしたいことを仕切るのか?(キミスイではこれを選んだ山内さん)
…
…
いろいろありました。そして悩みました。
そして主治医からある言葉をいただきました。
「たとえ明日世界が滅亡しようともわたしはリンゴの木を植える」
つまり、将来のことを気にせずに今を大事にして今を生きるのも大切だということです。
そして、今できることをしようと思ったのです。この一年間しかない自分の人生を最大限にして周りの人に伝えられたらいい、そう思ったのです。
・友人の結婚式でのスピーチ(最後のドラマ発表の際に動画貼ります)
これからも幸せになって下さい。それが死に向かっていく人からの最期の願いとも言えた
・生徒に対して
今まではいい大学に入って、いい会社につけばいいと言ってきた、しかし、今の時期にしかできないことがある。それをするのもいいのではないか?と伝えようとした。(合唱の例)
このように死に向かっていく人生を受け入れ、前に向かおうとする主人公のようでしたが、やはり受け入れられない部分があり、気性を乱す時もありました。(涙のカップラーメン・賞味期限切れの卵)
この余命人生、
こんな感じでいいのだろうか?
どう過ごせば結局いいのか?
結局答えなどなかったのです。
しかし、これまで真面目に生きてきたそして、無難な道を選んできた主人公にとって
「普通に過ごす」
はいわゆる幸せだったのです。
だから結論として
「普通に過ごす」
に至ったのでした。
だから、主人公は病気を生徒にも職場の先生達にも隠すことを決めました。
いつも通りにして死んでいけばいい。それが結局でした……
運命の人かつ迷惑な人
そして、主人公にはもう一人周りの人がいた。同僚の女性教師である。
元々は好きであった。しかし、内気の主人公はなかなかその想いが打ち明けられなかったが、やはり同僚という共通点からだんだんと恋に落ちていった。
そんな中での余命宣告。この前ついに、彼女の方から結婚の申し入れがあった。しかし、どうせ一年しかない、それが分かってる主人公は今結婚したところですぐに彼女を未亡人にさせ、不幸にさせてしまうだけだ。
相思相愛なのに、結婚したら不幸にさせる。この矛盾した状態がわかってた主人公としての考えは彼女のことが好きだからこそ、結婚など持っての他そして、彼女にとっての自分の存在を薄くすれば、彼女にとっての自分の死のダメージを小さくできるというものでした。
そしてそれは、普段通りに生きたい主人公にとっての願いでもあったのです(結婚という大きなことはしたくない)。
つまり、主人公にとって彼女は運命の人でもあり、ある意味迷惑な人でもあったのです。
だから、彼女からのプロポーズも断ろうとした。しかし、前提として主人公は彼女が好き、だからこそその笑顔を現在進行形でも無くしたくない。だから、なかなか切り出せない……
いったいどうすれば?
これが自分にとっても彼女にとってもベストな余命人生の過ごし方なのか?
そんなことに悩みながらも、孤独に生きればダメージを最小限にできると考える主人公でした……
皆さんの状況で皆さんならどうしますか?
僕も突然の余命人生の過ごし方ってどうすればいいのかわかりません。
有意義に最期を飾って過ごすってどういうことなのでしょうか?
それでは……