U8Sefia

大学一年生ブログ初心者です。基本的に自分の趣味について語っています!是非見て下さい!

79. 映画「ロクヨン-64」を見て

なんと今日二つ目の記事!

 

 

先日、ロクヨンもう一回見ました。

なんか感動というか感心したので記事にしました。

この作品を見て佐藤浩市さんの演技が好きになりました。(渋いなぁ笑) 

てことで始めます!

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あらすじ

映画『64 ロクヨン』前編ネタバレ

 

昭和64年に発生した少女誘拐「ロクヨン

 

昭和64年1月、関東近県で7歳の少女・雨宮翔子が誘拐される事件が発生。三上と捜査班班長の松岡が雨宮家に向かうと、自宅班の幸田、日吉、柿沼が待機していました。 三上は追尾班として、身代金2000万円が入ったスーツケースを運ぶ被害者の父・雨宮芳男の車を追いますが、土地勘がある犯人に翻弄され続けます。身代金は奪われてしまい、事件発生から数日後に廃車のトランクから翔子の遺体が発見されたのでした。 たった7日間の昭和64年が幕を閉じ、年号は平成へ。刑事たちは幼い命と遺族の悲しみを忘れないよう胸に刻み、事件を「ロクヨン」と呼んで解決を誓いました。時は流れて平成14年、三上は刑事部から警務部秘書課広報室へ異動になり、広報官として働いています。 部長の赤間から、時効が迫るロクヨン事件について警察庁長官の視察が決まったため、雨宮家へ長官の慰問許可を取り付けるよう命じられました。

 

記者クラブとの衝突、警察による隠蔽の証拠となる「幸田メモ」


そんな中、記者クラブが長官視察の記者会見のボイコットを表明しました。その理由は、県警が交通事故を起こした妊婦の実名を公表しないことへの抗議でした。 三上は雨宮家を訪問しますが、娘を亡くし、6年前に妻も亡くした雨宮は廃人同然でした。事件関係者を訪ねる内に、二渡が探していると見られる「幸田メモ」の存在を知る三上。幸田は事件の半年後に退職し、日吉も自宅で14年間引きこもっていました。 調査を続けると、自宅班の元には公表されていない犯人の電話が1本かかっており、科捜研の日吉のミスで録音に失敗していたと判明。刑事部は隠蔽に動き、内部告発しようとして警察を追われた幸田が真実を記したメモこそ、幸田メモなのです。 その後、隠蔽については代々の刑事部長の間でかん口令が敷かれていました。雨宮は警察による隠蔽工作を知っていて、慰問を頑なに拒絶していたのでした。

 

警察庁長官の視察目前で発生した誘拐事件

 

三上は雨宮家を再訪問し、無事に長官訪問の承諾をもらえました。しかし、長官は慰問の場で刑事部長を本庁人事にすると宣言する予定だったのです。刑事部はこの人事の情報を掴み、視察を中止に追い込むために警察と記者クラブとの関係悪化を仕組んだのです。 やがて、事故被害者の老人が亡くなり、三上はマスコミに妊婦の実名公表を決断。代わりに視察やロクヨン事件も記事にするよう頼み、会見のボイコット回避に成功します。 視察が翌日に迫る中、県警管内で誘拐事件が発生し、刑事部が動き出していました!

 

 

映画『64 ロクヨン』後編ネタバレ

 

平成の世に蘇ったもう一つのロクヨン事件


今回の誘拐事件の犯人は、身代金の額、現金の入ったスーツケースを父親が車で運ぶなど、ロクヨン事件を模倣するかのような要求をしてきました。三上は東京の記者や記者クラブと報道協定を結ぶ会合を開きますが、刑事部は一切の情報を明かそうとしません。 記者クラブとの"事件は基本、実名報道にする"という約束を守るため、捜査本部に乗り込んだものの、捜査一課の御倉に阻止されます。ロクヨン事件の捜査班班長だった松岡を説得し、被害者はスポーツ用品店店主・目崎正人の長女、目崎歌澄だと突き止めました。 刑事部の情報遮断に業を煮やし、マスコミ各社の暴走も懸念した三上は、目崎が乗り込んだ車を追う松岡たちの捜査車両への同乗を直訴したのです。

 

模倣事件から繋がるロクヨン事件の犯人とは


三上は、情報に20分のタイムラグを作ることを条件に同乗を許可されました。諏訪と携帯電話で繋ぎながら、広報室に情報提供を行っていきます。そして、模倣犯が道順を指定する電話をかけてきますが、途中でヘリウムガスが切れてしまい、肉声が聞こえてきました。 その声の主が、あの幸田だったことに衝撃を受ける三上。さらに、歌澄が万引きして警察に補導されたと連絡があり、誘拐はされていないとわかりました。しかし、松岡らは目崎に娘の無事を伝えようとせず、憤る三上に「この捜査班はロクヨン当時の捜査班だ」と教えます。 つまり、ロクヨン事件の犯人は、模倣事件の被害者の父・目崎正人だったのです。 雨宮は警察の捜査に見切りをつけ、土地勘があった犯人は県内の人間だと考えて、公衆電話を使って当時の電話帳の「あ行」から順に電話をかけました。電話の録音には失敗したものの、雨宮は犯人の声を覚えており、記憶を頼りに犯人を探し出したのでした。 模倣事件が起こる少し前、三上と妻が家出中の娘からの連絡かと疑った無言電話は、雨宮が総当たりでかけ続けていた電話だったのです。

 

模倣事件の解決と行方不明になった目崎の次女


犯人を突き止めた雨宮は、退職しスーパーの警備員として働く幸田と繋がりを持ち、共謀してロクヨンの模倣事件を仕立て上げました。 幸田は電話で、目崎に一斗缶の中にあるオイルとマッチで身代金を燃やせと指示します。一斗缶の下のメモを読んだ目崎は、娘が死んだと思い倒れ込みますが、14年前の事件に触れたメモを警察に知られるわけにはいかないと、半分にして飲み込んでしまうのです。 警察は「保護」の名目で、目崎をロクヨン事件の重要参考人として確保するも、決定的な証拠がなかったため解放されてしまいました。そんな中、今度は目崎の次女が行方不明になり、雨宮家を訪れた三上がなぜかそこにいた次女を保護します。 雨宮は次女の誘拐も試みたことがあり、次女は接触した際に預かっていた紙袋を大事なものだから返そうと、親に秘密で雨宮を訪ねたのでした。三上は目崎に電話をかけ、「小さな棺までこい」と告げて、翔子の遺体が発見された場所に呼び出しました。

 

ようやく終わりを迎えたロクヨン事件


空き地に着いた目崎が、放置車両のトランクを開けようとしていると、追って来た三上に「自分も娘がいるのに、なぜ殺したんだ」と問い詰められます。 三上は「わからない」という目崎の言葉に怒り、目崎の顔を何度も川の中に沈めるのですが、この一連のやり取りを目崎の次女に見られてしまいました。かけつけた捜査班や記者にも暴行を目撃され、秋川が書いた三上の暴行事件の記事が新聞に載ってしまうのです。 事件解決を知った日吉は部屋から出てきて、幸田は妻と幼い息子と共に県警へ出頭します。警察内での立場が危うくなる三上に、「俺が守ってやる」と告げる二渡。三上はそれを断り、記者室では三上に代わって諏訪が記者クラブに新たな事件の概要を説明していました。 平成15年1月15日。どんど焼きに来た三上夫婦は雨宮がいることに気付き、三上が目崎の次女から預かった紙袋を渡すと、雨宮は出頭すると言います。そして、紙袋から翔子が描いた家族の絵と彼女が好きだった団子木を火の中に投げ入れ、ロクヨン事件が幕を閉じました。 三上夫婦は燃える火を見つめながら、娘を自分たちの手で探すことを誓うのでした。

 

 

感想

なんといっても佐藤浩市が上手い。もう、佐藤浩市=刑事ですわ笑。

 

この映画を通じて、主人公三上はあることに悩みます。

それは、自分は刑事という立場と家族での父親の立場は両立できないということです。実際この映画で重要になってくる無言電話。出て行った娘からの電話ではないかと(結局違った)、娘に対して酷いことしかしてなかったことへの後悔を抱きつつ、もう一度やり直せないかともがき苦しんでいます。しかし、娘は前々から限界が来てしまっていた。

「もうやり直せない」ただその言葉が娘から暗黙であっても突きつけられた三上。そこで今まで出来なかったら父親としての役割を果たそうとします。それと同時に起きたロクヨン類似事件。犯人が幸田だとすぐに気づき、これは幸田の幸田メモ隠蔽についての警察への意趣返しだとわかり、それを警察に伝えますが、一度揉み潰したことである警察にとってそのことは意地でも認めません。

しかし、三上は娘を失った時のことを思い、死ぬ気で警察に訴え、そしてロクヨンの犯人である今事件の被害者を敢えて逮捕せず追い詰めます。

結局、三上は逮捕義務を怠ったしてクビになってしまいますが、三上は一連の行動は父親的立場として正しかったと言いました……

 

この歳にはかなり難しい作品でしたが、考え深く面白かったです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら読者になってください。よろしくお願いします。

 

 

では……