74. シャアのスペースノイド理論1(ζガンダム考察)
今回はシャアのスペースノイド理論について語っていきたいと思います。ちなみに今回(前編)はグラプス戦役時です。
一年戦争で負けたジオン公国の中のシャアは、ザビ家の正当なる後継者ミネバ・ラオ・ザビを連れて小惑星アクシズに逃れました。
そこでアクシズ最高責任者の娘ハマーンカーンと出会います。(ハマーンとシャアは実際どんな関係だったのかはっきりとはわからない)
そこで過ごすことにしました。(ミネバを育てながら)
その頃地球では、宇宙世紀0083にテラーズ紛争が起き、ジオン残党狩りを目的としたティターンズが設立されました。しかし、実際ティターンズは、アースノイド主義(地球中心主義)に従わないコロニーをガスボンベを使った虐殺(30バンチ事件)などを起こしました。
それに対抗して出来上がったのがエゥーゴ。
地球連邦軍の准将、ブレックス・フォーラらによって地球連邦軍を母体に結成された。スペースノイドを中心とした勢力であり、アースノイド至上主義者の尖兵であるティターンズとは対立している。ブレックスは、政財界に通じる強力なコネクションを駆使して、ティターンズに対抗するために連邦軍の内外から協力者を募り、独自の戦力を構築した。連邦内で危険分子として軟禁状態にあったブレックス・フォーラを連れ出し組織の指導者に担ぎ上げたのはシャア・アズナブルである。
ブレックスはクワトロバジーナがシャアだと知っておきながら、味方として向かい入れた。
何故なら彼のスペースノイド理論はブレックスのと似ていたからである。
では当時のシャアのスペースノイド理論とは何か?
それは、はっきりいって仕舞えば地球連邦政府の地球にしかいない人に宇宙を感じさせることだ。
しかし、だからといってジオンみたいな宇宙中心は一年戦争の二の舞だと考えたのです。
だから簡単に言えば宇宙のことを大事にする地球連邦政府を作って欲しかったのです、当時のシャアは。
しかし、グリプス戦役でのカミーユのニュータイプとしての覚醒の失敗、戦争が長引くに連れて感じてくる地球連邦政府の腐り度合いに失望したシャアは第二次ネオジオン抗争へと続いていくのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。良かったら読者になってください。よろしくお願いします。
では…