58. (*閲覧注意*)東海村臨界事故の被爆者の実態
またも放射線関連の話。記事の後半の方は閲覧注意なものもあるのでご了承下さい。そして面白おかしく書きたい、ただ読者を不快にさせたくてこの記事を書いているなんて全くありません。ただこの事故について少しでも知った以上それを伝えなければならないと思い記事にしました。そこら辺もどうぞご了承下さい。
学校が休みで時間がある私(勉強しろや)。まぁ、YouTubeであらゆる出来事の真実を知ることに最近は関心があります。ということで今回は1999年東海村臨界事故の被爆者たちの残酷さを伝えるとともに改めて放射線の怖さを理解していただけたらなぁと思います。
事件内容については省略しますので以下参照↓
この事故により二人が放射線を大量に被曝。そして、この二人は死の光、チェレンコフの光を生で見てしまいました。
チェレンコフの光とは…簡単に言えば電子同士の衝突によって発生する光(青白い光はテレビでも見たことがあるでしょう)詳しくは以下↓
このチェレンコフの光を人が浴びると発生する影響の一つとして新しい皮膚を作る細胞が死滅します。
その後その身体はどうなってしまうのか?
そもそも人の皮膚は厚さは極小ながらも何層もの皮膚が連なっています。外側に行けば行くほどより古い皮膚細胞となるわけです。そしていつかその皮膚が自然と剥がれ落ち、また新しい皮膚が内部で作られるのです。
「イメージ図」
(Youtubeより)
つまり、チェレンコフの光を浴びた人は皮膚の再生能力が失われる。しかし、人は生きている以上常に皮膚が剥がれ落ちる。そしてそのあとは……
そう、だんだんと体の内部がえぐれ出てくるのです。
この東海村臨界事故においてチェレンコフの光を大量に浴びた人は二人。(以下閲覧注意)
一人目は右腕に浴びました。
浴びた後の経過観察を記録した写真が以下です。
(Youtubeより)
バイオ皮膚による処置が行われたが成功せず、その後多臓器不全で亡くなりました。
二人目は顔に浴びました。
それが以下。
この方も多臓器不全で亡くなりました。
まず、両者ともご冥福をお祈りします。
まず私はこの事故の被害の実態を知って唖然としました。3.11福島第1原発の二号機、もしあの二号機の壁のタイル一枚剥がれていなかったなら、東日本に住んでいる人々は二の舞となっていたかもしれません。
今は事故直後で世論は反原発意見が多数ですが、これが50年後100年後、二酸化炭素を出さないそして発電効率がいい事故なんて起きない(つまりどんな場合でも放射能を制御できる)などの理由で再び原発推進論が起きるかもしれません。
そんなことはないと思う人はいるでしょうが、現に日本政府ではあれだけ第二次世界大戦であれだけ戦争の惨さを見て戦力放棄したにも関わらず、自衛隊の発足・PKO自衛隊参加による自衛隊を戦地に送るようになった・集団的自衛権とどんどん戦争の定義が甘くなってきているのが現状です。もちろん原発推進論復活も十分あり得るでしょう。
それを少しでも防ぐために、次世代へと伝えることが大事。つまりまずはこの事実を周囲に伝えることが大事だと思います。前回と言いたいことが重なっていますが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
では……